この度、音楽の出版社で有名なあのリットーミュージックから教則本を出版させて頂くことになりました!
・3年後、確実にジャズ・ギターが弾ける練習法 (模範演奏CD付) / 宇田大志(著)
今年の2月にリットー出版部の方から連絡を頂き、4月頃から執筆を始めました。
YouTubeの私の動画を見て頂いてて、正しい練習方法や練習の本質を上手に解説されているという事で、宇田さんには是非このようなコンセプトで執筆してほしいと依頼されました。(タイトル通り)
昔から大好きだった出版社であること、自分が伝えたいコンセプトであったこともあり、一緒に作る事に決めました。
これは教則本を執筆するにあたっての思いです。
私自身がそうだったように、数々の教則本や理論書に手を出して勉強してみたものの、結局セッションや実践でどう使えばいいのか分からない、本当に身になっているのか実感できない、という経験をした人は少なくないと思います。昨今の教則本の中には、”今すぐ弾ける”、”誰でも弾ける”と言ったようなキャッチコピーのものをよく見かけますが、ジャズはそう簡単に弾けるものではありません。”今すぐ弾ける”という本の多くは、記載のタブ譜通りに弾いてジャズの雰囲気を楽しむという意味です。それはそれで楽しめるのですが、では違う曲で応用できるのか?ジャム・セッションに参加して、初見の曲をアドリブソロが弾けるのか?と問われると、答えは”NO”です。
本書では、ジャズギターに必要な技術や理論に真正面から向かい合い、本当の意味で弾けるようになる為の練習の道しるべとなるように書きました。
スケールの項目を例にしても、よくあるスケールの指板図で形だけを解説するのではなく、実践のアドリブソロではどこでどのように使えるのか?その為に必要な楽曲を分析するにはどういった理論知識が必要なのか?といった点を解説し、正しい練習方法で確実に身につける事を目指しています。
「3年後、確実にジャズ・ギターが弾ける練習法」というタイトルには、個人差はあるものの長期的なスパンで考え、ジャズを演奏する上で必要な力を確実に身につけて、最終的にはジャム・セッションに参加できるようになってもらいたいと言う願いがあります。ジャズが弾ける、セッションに参加できると言うことは、一生楽しめる財産となるでしょう。
("前書き"を抜粋)
発売日は9月25日です。アマゾンでもう予約開始してますので、是非予約の上購入していただけると嬉しいです。
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