今日はドリアンスケールについて説明します。モードスケールになるとちょっと難しいイメージがありますが、全然難しくありません。
以前イオニアン(メジャースケール)と、エオリアン(マイナースケール)についての投稿でスケールの覚え方を理解できている人は、簡単にドリアンスケールも理解できます。
モードスケールは、メジャー系とマイナー系に分けることができて、それぞれの基本となるイオニアン、エオリアンから比べて音を少し変化させるという覚え方が有効的です。
ドリアンスケールの音階はこちらです。
3度と7度がマイナーなので、マイナー系スケールだという事はわかると思いますが、実はエオリアンのb13thが、ナチュラルの13thに変わっただけです。
なので、ドリアンの特徴はナチュラル13thの音です。
指板表だとこうです。
じゃあいつドリアンスケールを弾けばいいの?といいますと、ダイアトニックのⅡマイナーコード上です。キーがCだったらDmですね。
実はCのメジャースケールとDのドリアンはまったく同じ音です。
メジャースケールの2番目からスタートしたのがドリアンと覚えている方も多いと思いますが、Dmコード上でCのメジャースケールを意識して弾くのと、Dのドリアンを意識して弾くのとではまったく音価が違うので、ちゃんと上記の音階を覚えてください。(現にCのメジャースケールを弾いていては、せっかくの特徴音である、Dから見た13thの音がどこかわかりませんよね?)
お約束、5つのブロックにわけて覚えます。
ドリアンは本当使えるスケールなので頑張って覚えてください。
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