日本のジャズセッションの現場で必ず目にするスタンダード曲集があります。
1、ジャズ・スタンダード・バイブル ~セッションに役立つ不朽の227曲 (CD付き)
2、ジャズ・スタンダード・バイブル2 ~セッションをもっと楽しむ不朽の227曲 (CD付)
通称黒本。同じシリーズでVol1、Vol2の2冊ありますが、今やどこのセッションでもみんなこの黒本を持参し、共通のスタンダード曲集として使われています。
数年前までは、伊藤伸吾さんのスタンダードジャズハンドブック(通称青本)が主流でしたが、セッション現場でよく演奏されるものとは違うコード進行や曲リストが多かった為、実際に何年もセッション現場を見てきたベーシストの納浩一さんが、新しくスタンダード曲集を作ろうと奮起して出来上がったのがこの黒本です。
Vol1では、セッションの定番曲中心に、Vol2ではモンク、ショーター、パットメセニーなど玄人向けの名曲や、Stevie Wonderなどポップスやフュージョンまで範囲を広げて選曲してあります。
自分もかなりお世話になりました。まだ持ってない人は必須ですよ!
ちなみにコンサートキー版(in C)と、B♭管版(in B♭)と、E♭管版(in E♭)があるので、間違えないように。
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