以前、おすすめジャズ理論書ということで、ジャズ理論書と言えば間違いなく、ザ・ジャズ・セオリー(マーク・レヴィン)を紹介しましたが、
今回は、HOW TO IMPROVISE / HAL CROOK ハウ・トゥ・インプロヴァイズ の紹介です。
これも最高に刺激的な本です。
内容はというと、タイトルの通りインプロバイズの方法についてなんですが、初歩的なスケールがどうとかフレーズがどうという内容ではありません。
もうある程度アドリブができる中級者から上級者向けを想定した内容で、演奏のペース配分やリズムの密度、アーティキュレーション、音価、モチーフ、アッパーストラクチャー、などなど。
ある程度弾けるようになった方が、さらにひとつ上のレベルにいけるような、高度な内容盛りだくさんです。演奏においての精神的な向き合い方など多数あり、目からウロコです。
もし今、自分の演奏にマンネリを感じている方は絶対にオススメです。きっと、新しい自分を発見できると思います。
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